聞こえる

私が所属しているコーラスの団の演奏会が5月に行われます。

その時に歌う、「聞こえる」の歌詞を載せます。

この歌は、中学、高校のコーラスのコンクールでよく歌われた歌なのですが、歌を歌う度に、この歌詞を重みをひしひしと感じます。
1990年前後に作られた歌で、その当時の社会情勢にかなり訴えた歌です。

歌詞には、世界中から聞こえてくる情景を前にして自分が何も出来ない事に対していらだちを覚え、葛藤する若者の姿が描かれています。

曲の背景には、天安門事件、原油流出事故、ベルリンの壁崩壊、環境汚染(特に森林破壊)があります。特に、油泥にまみれた海鳥の描写は作曲の翌年に起こった湾岸戦争での海岸原油汚染を先取りしたかのようで興味深いです。

私の拙い写真では表現出来ないくらい、壮大な詩ではありますが、今の時代にも繋がる、スケールが大きい詩だと思います。皆さんもこの歌詞を読んで、何かを感じていただけたら、嬉しいです。

聞こえる


                                      岩間 芳樹  作詞

鐘が鳴る  鳩が飛び立つ  広場を埋めた群集の叫びが聞こえる

歌を  歌をください

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陽が落ちる  油泥の渚  翼無くした海鳥のうめきが聞こえる

空を  空をください

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歩み寄る 手に手に花を  歳月越えて壁越しに「歓喜の歌」が聞こえる

夢を  夢をください

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こだまして  木々が倒れる  追われて消えた野の人の悲しい笛が聞こえる

森を 森をください

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時代が話しかけている  

世界が問いかけている

見えている  聞こえている  感じている

だけど  何も出来ないこの部屋で

膝を抱いて  一人うずくまっているいらだち

教えてください 何が出来るか

光っている道を 心開いて歩いていきたい

何が出来るか  教えてください
   
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by miyullin | 2008-03-13 20:55 | 歌詞
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